レーダー探知機ー探知機 yupiteru「LS21」を付けてみた②

あいにくの天気で取り付けが延び延び…。
やっと、取り付けましたので作業風景をご紹介したいと思います。

今回の作業は電装入門に非常によい教材なのでその辺りも含めて解説したいと思います。
これを理解することで「1カメラのドラレコ」や「レーダー探知機」、「USB増設」なども
できるようになりますので是非最後まで見て行って下さい。

まず、作業手順を確認しましょう。
①必要な電源はACC(アクセサリー電源)
 ACC電源とは…代表的なものがシガーソケットやアクセサリーソケット(一部車両は例外あり)
 簡単にいうとエンジンを掛けている時だけ使いたい電化製品の電源に適した電源です。
 今回はアクセサリーソケットを使わず、ヒューズボックスという場所から電源を取ります。
 (理由はアクセサリーソケットを別で使っていること&配線を隠すため)

②配線は極力見えないように取り付けする
 配線を隠すために場所によっては内装を外す作業が必要な場合もあります。
 特に最近の車はサイドエアバックの普及でAピラー(フロントガラスを支える柱)の
 内装の脱着が非常に難しい車種がありますので、よく調べてからトライして下さい。
 また、内装を特に外さなくても配線を押し込める車種も多いので
 外さなくていいならそちらも検討してみて下さい。

③レーザー探知機はフロントガラス助手席側上部に設置
 より遠くまで探知できるように高い位置につけてみました。
 取扱説明書の注意事項にガラスの色のついた部分やドットがついた部分は
 受信感度が下がる
とありますので、そこは避けて設置して下さい。
 だとすると、雨の日受信感度を考えるとワイパーの作動範囲に設置が良さそうですね。

では、実践編へ…
①必要な電源(ACC)をヒューズボックスより分岐・ボディアースを取る。
 スイフト₍ZC32S₎の場合は電源もアースも運転席足元辺りにあります。
 この車両の場合は既にドラレコとETCの電源をACCから取っているのでそこから拝借。
 初回の場合はエーモンさんなどの専用ヒューズで電源を分岐します。
 アースポイントはキックパネル内にあるのでステップ、キックパネル順で内装を外します。
 ※手で「えいっ」って引っ張れば外れます。

ヒューズボックス(蓋に電源用途)
ヒューズボックス(蓋なし)
ヒューズBOXおよびアースの位置関係

②レーザー探知機を設置し、電源側から配線の取り回し
 Aピラーの内装を外します。まずはピラーのゴムモールを引っ張って外します。

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 電源側から配線を取り回すには理由があって、電源側には管ヒューズや電源プラグなど
 太いものが付いています。なので逆から配線を取り回すと「ヒューズが引っ掛かって
 配線が内装の裏に通せない!」なんてことが!?

③電源線を内装の裏側に隠していく
 天井はガラスと天張りの隙間に押し込んでいきます。要所要所をスポンジテープで太く
 しておくと、走行中の振動での配線の落下防止や擦れる音の軽減に役に立ちます。

④足元で余った配線を内装の内側や既設配線と共締めして隠す
 大きい車につける場合が考慮されているので大体のカー用品は配線が長めです。
 纏めて他の配線に縛り付けたりして運転の邪魔にならないようにします。
 意外とセンスが出る部分で私は苦手です。(汗


取り付け完了後、約30km程走ってみてレーダー受信は2回。
いずれも取り締り機は確認できず。この手の製品は誤感知は仕方ない。
本番で仕事をしてくれることを期待します。
今後、運用してみて感想は別の機会にしたいと思います。



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