今現在、バッテリーが上がっている方向けの記事です。
思わぬトラブルに合わないにも、正しい方法でエンジンをかけましょう。
【目次】
1.必要なもの
2.接続手順と始動方法
3.始動後にするべきこと、やってはいけないこと
4.ブースタケーブルの選び方
1.必要なもの
①ブースターケーブル
②救援車(救援車がないと始まりません)
③手袋(なくても出来ないわけではないですが…)
※エンジンルーム内には鋭利な場所や高熱になる部位があります。
2.接続手順と始動方法
①不動車(エンジンがかからない車)と救助車(エンジンがかかる車)の
エンジンルームを開けて、バッテリーの位置を確認して下さい。
②お手持ちのブースターケーブルで2台のバッテリーが繋げる位置に
救助車を移動して停車してください。(エンジンはかけたままでいいです)
③赤ブースターケーブルを不動車のバッテリーの+端子に接続し、救助車の+端子に接続する。
(普通はバッテリー端子に赤い保護カバーが付いているので分かると思います)
④黒ブースターケーブルを救助車のバッテリーのー端子に接続し、不動車の金属部分に接続する。
救護車のー端子につないでもエンジンはかかりますが、接続の際に火花が飛ぶため、バッテリーの蒸発ガスに引火しないよう、バッテリーから離れた位置の金属部分への接続がベターとされています。(車の状況によってはー端子に繋がざる得ないこともあります)
⑤ブースターケーブル接続後、2分待って不動者のエンジンを掛けます。
二人いる場合は救助車のアクセルを少し踏んで回転数を上げておきましょう。
⑥ブースターケーブルを取り外します。接続時の逆順で④→③→②→①の順番で外します。
エンジンのかかった車のベルト類に衣類やケーブルを絡ませないよう注意して下さい。
3.始動後にするべきこと、やってはいけないこと
①エンジンをすぐに切らない。充電が不十分だとエンジンがかからなくなります。
正常なバッテリーなら一時間ほどドライブすれば大分充電できるでしょう。
できれば、そのまま整備工場やガソリンスタンドなので点検を受けて下さい。
②エアコンやヘッドライトなど電気を多く使うものはできるだけ使用しない。
発電量には限度があります。節電しないとバッテリーへの充電が進みません。
4.ブースタケーブルの選び方
最後に『今回はブースターケーブルを持ってる人が居てくれて助かった。自分の車にも積んでおこう』と思った方に選び方をご提案します。
①太いほど安心、長いほど有利。
自分の車に合わせたものだと、自分が救助車になった場合にケーブルが細すぎる可能性がでてきます。細すぎると被覆が溶けるほどに熱くなり危険です。
(例)救助車:N-box ~軽用ブースターケーブル~ 不動車:アルファード
②短いものだと届かないことがある。
エンジンルームを向かい合わせて停められないケースは普通にあります。カー用品店で購入できるものだと3~5mが多いですが、5mがおすすめです。
(例)不動車の駐車場所の制約上、エンジンルーム側が壁に面している。
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