電装DIYを始める前に揃えておきたい工具11選

整備士生活も半年が経過。ドラレコはゆうに100台は取り付けました。
カーナビゲーション、バックカメラ、ETC、スピーカー、リアモニター、ホーン
スロットルコントローラー、エンジンスターター、アクセル踏み間違い防止装置etc
車室内の電装品はかなり抑えられたのではないかと思います。
今回、そんなカエルが「DIYに興味がある」「DIYを始めたい」そんな方に
おすすめしたいコスパのいい「工具」を金額および購入方法を含め
11選として紹介したいと思います。

①検電テスター
 電装をする上での必須工具。高い物である必要は全くありませんが絶対に「音」が出る
 テスターを購入して下さい。光るだけだと「見る」必要があり、それが難しい場面は
 意外と少なくありません。というかほぼ「音」でしか確認していません( ´艸`)
 私が使っている検電テスターはアストロプロダクツのもので1078円で購入。これで十分!

②電工ペンチ
 電装をする上での必要工具。無くしたり壊れたりするとこれだけは凹む工具(先輩談)
 何故かというと育てる工具だから。使い込むことで使用者の癖などがついて
 自分にとってのいい工具になるんです。逆にいうと使い込まれた他人の電工ペンチは
 最高に使いにくいです( ´艸`)
 ちなみに私は電工ペンチは配置転換時に新調したものの馴染まず、20歳頃に買った
 エーモンのセット品で当時2000円ぐらいのを今も使っています。
 ただ、新しく買うならエビ(ロブテックス)とかもうちょっとしっかりした製品がおすすめ
 私が使っているものは挟み込む幅が若干短く、ガタ(遊び?)が酷いので(;´・ω・)

③ドライバー
 電装をする上での必須工具。一本で済ますならKTCの「DBR14」がおすすめ。
 ラチェットドライバーかつビットが7本。+が1~3、-が5.5㎜・6.0㎜・8.0㎜
 六角が2.5㎜・3.0㎜・4.0㎜・5㎜、トルクスがT15・T20・T25・T30が付属しており
 国産車はおろか、輸入車でも割りといけちゃう内容。
 欠点は重い!それでも精度は高く内容から考えると相当コスパいいと思います。
 ちなみに私は上記は使用頻度の低いマイナス、トルクス、六角はこのドライバー
 使用頻度の高いプラスはベッセルの「ボールラチェットドライバー」(軽い♪)
 もしくは「電ドラボール」を用途に合わせて併用しています。
 ※電装に関係ないけど、オイル交換時のアンダーカバー外しに電ドラ超便利です!

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④スイベルラチェットレンチ
 ツールセットに入っているラチェットレンチも悪くないですが、是非手に入れてほしい
 のが「スイベル」ラチェットレンチ。すごく便利。使えば分かる。
 説明が難しいですが、持ち手が稼働しドライバーのように使えて早回しもできます。
 普通のラチェット使わないですもん私。固くてダメならスピンナハンドルです。
 ちなみに私が電装で愛用はSK11の全長150㎜の6.35㎜。俗にいうシブイチ(1/4)
 安いスイベルラチェットですが全然使えます。仮に車室内に置き忘れて失ったとしても
 諦めがつく価格でこれだけ使えれば私としては充分です。

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⑤ボックスソケット
 ④の先に装着する6面ボルトを緩めたり締めたりする工具。
 個人的には標準ソケットよりディープソケットのが出番が多い。
 バッテリーを外して作業するなら、ステーを外す際にディープソケットがあると早いし
 そこそこのものでいいので8mm/10mm/12mmぐらいは揃えておきたい。
 14mmのボルトはシブイチのラチェットだとすごく固い。壊れそうで怖い( ゚Д゚)
 私は標準・ディープ共に安いPWTのソケットを使用。特に問題ないですよ。

⑥ラジオペンチ
 ヒューズを摘まんで抜いたり、Aピラーのエアバック搭載車のピンを抜いたり
 指じゃちょっと届かない狭い場所で使ったり何かと使用頻度の高い工具。
 細くて長めが安定して使いやすい。先が曲がったタイプも一つあるといいです。
 気を付けることは摘まむ部分にギザギザのないタイプは滑るのでギザ有がおすすめ。
 私は引出物(笑)のストレートペンチをメイン、先曲がりがフジヤ製と安物2本の4本所持

⑦ニッパー
 配線を纏めるタイラップを切ったり、配線を切ったり被覆を向いたりがメイン。
 たまに配線の出っ張りをかわす為に内張りの樹脂パーツをV字に切ったり。
 電装程度なら片刃がおすすめ。ガチのニッパーはタイラップの切り口鋭利になるので
 ひっかけるとケガします。
 先日そのうちの一本、タイラップの先が飛んでいかないフジヤのニッパーが壊れて悲しい。
 ※配線の被覆剥きワイヤストリッパが超便利だけどDIYならそこまでは不要かな

⑧配線通し
 見えない場所に配線を通すのに必要な針金のようなもの。
 針金ハンガーとかを再利用したり太い配線を代用してもそこそこ使えますが、
 コシが強すぎないものの方が使いやすい。
 これに関しては普段は会社のものを使用していますが、DIYはバッ直の太い電源線の
 余りを使っています。コシが少し足りないけど、まぁ使えなくはない…。
 ストリートさんに良さそうな配線通しセットがありますが使ったことはありません。

⑨クリップ外し
 ホーンの取り付けや内張り剥がしのの際に必要になる工具。車外作業では出番多し。
 とりあえずはエーモンの安いので1本あれば事足りる。
 私はエーモンの安いやつ+KTCのカブトムシ2匹( ´艸`)を愛用
 最近はカブトムシがいい仕事してくれてエーモンの安いやつ出番少な目です。

⑩内張はがし
 クリップ外しと似たような工具だが樹脂製。内張に傷をつけにくい。
 私自身、何本も持っているがおすすめはKTCとアストロ
 KTCは薄くて硬い。正直これだけでもいいのだが大きな欠点がある。
 色が紫色で車内で目立たないので超なくす( ´艸`) 色が蛍光色とかなら満点な工具。
 この半年で3回無くし、2回戻ってきた。
 対してアストロは比べると厚いけど強く、目立つ赤色、安い。普段使いはこれで十分。

⑪首振りコンビネーションレンチ(10㎜と12㎜)
 電装品のアースを取るとき車によっては必要。理由は狭すぎてソケットが使えない時に
 使うから。なのでこれを使う時は非常に狭い場所で作業していると思うのでメガネが
 ラチェットだとストレスが少ないかと思います。
 私が使っているのはトネの2本。メガネは時々いい仕事をたまにしてくれますが、
 スパナにもラチェット機構が付いてるのですが、使えなさすぎで笑えるレベル。

以上、これだけあればドライブレコーダー、ナビゲーション、スピーカー、チューンナップ
ウーファーなど、車内でする作業はある程度できると思います。
もちろん、100円ショップの工具も使えるには使えるのですが、精度の悪い工具は時に
ネジ山を潰したり、ナットを舐めやすかったりするので上記のものは避けた方が無難です。

なお、自分好みの工具箱があると宝物感がでて気分が上がるので意外とおススメです。
個人的にはアストロの二段のちっちゃな工具箱。4000円弱で定期的に期間限定の限定色が
でますので、特別感があっていいですよ( ´艸`)<私は若草色


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