パナソニックのポータブルナビ「Gorilla」が2023年で販売終了だそうです。
初代(サンヨー製1995年)から登場28年、ポータブルナビ、シェア50%以上だった「Gorilla」の歴史が終わろうとしています。
肌感としてもスマホが登場してからポータブルナビは衰退の一途で「スマホが使えない」年配向けと言わざる得ない現状です。
そんな厳しい環境の中、逆に参入してきたのがケンウッド。願わくば長く続けていただきたいものです。
さて、今回のテーマはお客様からの質問「このポータブルナビは走行中にTVは映るの?」に即答できなかった私が、メインで取り扱うメーカーくらいは調べてみようという企画です。
調査対象はパナソニック「Gorilla」、ケンウッド「ココデス」、ユピテル「YPF7550ML」、セイワ「PNM89F」、ドリームメーカー「PN1011ATP」の5社
ちなみに今回調べて知ったのですが、「最近みないけど置くのやめたのかなぁ」ぐらいに思ってたユピテルも既に撤退済みのようでメジャーメーカーはケンウッドしか残っていないようです。
各社ポータブルナビの走行中のTV視聴方法と長所と短所
ドライバーがTVを視聴することは法律で禁止されていますし、周りが非常に危険ですので絶対に行わないでください。
パナソニック「Gorilla」
サードパーティー製のアース線が別途必要です。STREETのGS-1(廃盤)などが有名です。
ケンウッド「ココデス」
「助手席」モードを選択することで視聴可能になります。
ユピテル「YPF7550ML」(2019年版地図が在庫小)
「助手席」モードを選択することで視聴可能になります。
セイワ「PNM89F」
本製品に限らず、このメーカーは視聴に特に必要な操作はありません。
ドリームメーカー「PN1011ATP」
本製品に限らず、このメーカーは視聴に特に必要な操作はありません。
このジャンルに需要があるのかわかりませんが、一度比較表を作ってみても面白そうだなと感じました。
ちなみにドリームメーカーより「フルセグテレビ搭載のポータブルディスプレイオーディオ」が新発売されています。
冒頭にも申した通り、ポータブル市場はメインターゲットがスマホが使えない方であり、この市場にナビ機能なし、スマホ連動前提のディスプレイオーディオ搭載というチャレンジングな製品です。
私の予想を良い意味で裏切って新しい市場を開拓してもらいたいものです。
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